2014年02月14日

鳥羽。

先日の家族旅行。結婚記念日と言う事で鳥羽へ。
温泉をキーワードに辿り着いたのが鳥羽の答志島。
検索検索。
大阪から3時間弱。途中伊賀のドライブインで休息も、息子は大喜び。
猫の忍者の着ぐるみ見て忍者熱が高まる。
この旅行の決め手となったのはこの船↓忍者のポーズで息子。

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竜宮って名前で(多分)鳥羽観光クルーズ船。離島をぐるり、途中イルカ島も経由。
船の内装も竜宮で、あの名シーンの数々が再現されており、カフェ的な物まであり最高なのである。最高。
んでもって、三階建て見晴らしもよく、カモメが船の後を着いて来るサービス付き。
良いなーカモメがこんなに近くにと思いきや、何の事は無い二階の後ろから餌をあげていたのだ。
店内でカモメの餌が買えるらしく、それ目的でカモメはえんやこらせっせと命の危険も顧みず船に並走、後追いしてるのだ。
そして餌と称されるものは、なんとスナック菓子コイケヤのスコーン。
何味か忘れたが、絶対駄目でしょコイケヤスコーン。カモメばくばく食ってたけれども。
お隣のやさしい家族が息子にコイケヤを分けてくれて、息子もめでたくカモメに餌(スコーン)をあげる事に成功。
僕もガブリと親指の肉をえぐられながらも、スコーンをカゴメに食わす悪行を遂行。
カモメのクチバシは思ったよりも鋭く危険だと言うお土産を持って帰れた。

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そんな楽しいクルージングもあっという間にイルカ島へ到着。
寂れたナイスな珍観光スポットである事は来る前から大体解っていたのだが、ドンピシャ大正解のB級観光スポット。
B級って言い方があまり好きでは無いのでどなたか素敵な言い回しを考えてくれないものか。
んでイルカ島の凄まじさはタイムスケジュールにあり、約1時間後の次の船に向けてわりかしタイトに
イベントが詰め込まれていて、着いて5分でイルカタッチ(無料)ただしワンタッチで。
その10分後には餌やり体験(500円)。
こちらも流れ作業で口に魚を放り込んで行く。それでも息子はビビりながらも大喜び。
更に何分後かにちゃんとしたイルカタッチ(有料いくらか忘れた)は参加せずで、ふれあいコーナーは終了。
次はアシカショーが迫って来ており、リフトでこじんまりとした山へ。歩いても全然上がれるが、リフトで上へ。
往復で500円くらい。
なぜ山頂付近にアシカショーがと思うのは野暮ってもんで、リフト代で少しでも稼ぐ事とかは気付いてはいけない。
アシカも大変だなと同情しつつ、寂しいBGMが何とも印象的な素敵なショーだった。
ショーの半分くらいのとこで進行役のおっちゃんが、今から降りないと船に乗り遅れるので降りる人は降りてねと。
自分達のショーの途中でお客さんを気遣う優しさに痺れて最後まで楽しんだ。
そういえば展示コーナーみたいなとこに(プリクラとガチャガチャとアシカの剥製のある部屋)
恐らく長年愛されていたのであろうアシカが剥製になって飾られていた。
ガラスの箱に入れらていた先代のアシカを見ながら、お疲れさんでしたと手を合わせてから臨んだアシカショー。
次の船はまた1時間後。
タイトなスケジュールのお陰で既にほとんどのアトラクションを満喫してしまったので、島を散策。
神社があったり、ビーチがあったり、夏に来ると賑わってるのかなと想像しながら船の時間を待ち
クッソ寒いB級観光スポットの離島は哀愁漂い、ほぼ僕たち家族しかいないと言う状況が少し恐ろしく思えて来た
頃に何と竜宮ではない普通の観光船がやって来た。
何とも帰りはこの船かと損した気分になり陸に着いたのだった。

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もちろん最前列で。

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宿泊した答志島は、故郷油津を思い浮かばせる漁村、港町。島ならではの細い路地に、磯の香り。こちらも夏になると
賑やかなのだろうなと夏に思いを馳せつつ散歩。
風呂が全面ガラス張りで(言い過ぎ)で夕暮れ時の港が最高だったんだな。ほぼ貸し切り。
風呂入って飯食って風呂。朝起きて風呂の100点満点。
鳥羽から定期船で20分。この定期船で中学生やら地元の人やらと一緒に島に行く感じが素敵。

窓からの景色。

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フェリーターミナルにて。
三島由紀夫の潮騒読みたくなった。神島にも行ってみたい。てか山口百恵主演見たい。

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離島ブームの我が家族。
どっか良い離島があったら教えて頂きたい。



posted by マスター at 23:52| 日記