2015年06月30日

Meets。

10年やってる店って特集なのだけども
電話貰った時に、空耳で中年がやってる店の特集と聞こえ
中年が頑張ってる店の特集やと思た。
攻めるなーMeetsさん、なんて思ったりして。
そして中年を意識する歳になってきたのだなーと。
ボタ13年目でも、こうして扱ってもろて嬉しい限り。

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P21。

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ボタがオープンして13年目、
1度何年か前に数えてみたけど、ご近所だけでも、20軒くらい店が変わってる。
時代は変わるし街も変わる。
僕はあんまり好きじゃないのよね、街が変わるの。建物も変わるし目印にしてた古い喫茶店とか
なくなってると、どーにも寂しくなる。
僕が好んで古い長屋を店にするのは、小さな抵抗で古い暖かい建物を街に景色として残したいからで、
ピッカピカンの集合商業施設やらには頼まれても入りたくないのよ。
頼まれた事など1度もないが。
地図に乗ることの責任というか街の一部であると言う自覚みたいなもんが、儲かろうが儲からまいが
できるだけ長く存続させたいと必死こいて頑張らせる要因でもある。
資本があってペロッと店出してダメだったら閉めるみたいな、街を消費するような
やり方に、やはし賛同できない。
やるなら腰を据えて。
店でも音楽でも文化でもそうだけど、一過性のものにされてブームみたいなモンになって
わーって盛り上がって
数年したらスッとまた違う新しいものに移る。
消費する側の人の意識がもちっと継続性をもって、好きなものや大事なものと付き合っていかないと
良いもの良い場所残っていかないと思うけどなー。
ま、自分を含めて街のあり方やら、消費の仕方をもっと考えねばいかんよなーと。


posted by マスター at 20:07| 掲載誌