2011年02月12日

箱本。

先日ブックオフにて、小説を4冊買った。
心斎橋筋商店街のブックオフのワゴンセールで。
外だ。ワゴンで外に晒されている本だ。
100円だとバイトの兄ちゃんが、声を枯らしていたのに惹かれ覗き込んだワゴンの中には、
何やら辞典やら、何処そこの地図やら、何やらの芸術本やら全部箱本。
この箱本と言う呼び方が合っているのか知らないが、僕の中では箱本であり、他の呼び名を知らない。ので箱本。
こんな立派な装丁の本が外のワゴンの中で売っているのである。100円で。
得した気分と共に、寂しくなった。
電子書籍とか、本離れとかの影響なのか?
買った4冊の本と言うのがこれまた名作で、『これいいんすか?100円』な作品達。

●燃えつきた地図 安部公房

●密会 安部公房

●谷崎潤一郎 谷崎潤一郎詩集(一)

●菊亭八百善の人々 宮尾登美子

まだ燃え尽きた地図しか読んでいないが
この本が箱付きで解説の小冊子、さらに新刊発売の予告のチラシまで入った美品で100円。
そしてチラシには新潮社新刊案内1969の4と!
なんとまあ、産まれる7年前に発売された本だった。
これがこんな奇麗な状態で、心斎橋筋商店街の路上のワゴンで外気に晒され100円と言う嘆かわしい事実。
買って得したのだから良い様なもののと思うかも知れないが、なんとなく不安になる気持ちも解って貰えるだろうか?
別に本を読んだら賢くなる訳でも、出世する訳でもない。
むしろ頭でっかちになり、知識だけで話すことしか出来ない、どうにも気色の悪い人間になってしまう可能性だってある。
頭が良さそうな小難しい言葉を操って話す輩にしばしば出会うが、このような人は本を読みすぎた為、頭が悪くなった人と見なす様にしている。
凡人にとっての本は、娯楽で良い。
本を読む事を強要する訳ではないが、読んでも良いんじゃないのってぐらい思うのだ。
ましてや100円やそこらで映画を一本見るよりも面白い話が買えるのだから。
そして本を読む人が増えるとお茶をする人も増える(僕は読書とコーヒー又は紅茶の関係を研究している)、すると
ボタ、アララギ共に読書をするお客さんが来る。儲かる。そして本を買う。
こう言った流れを作る為にも、もうちょっと本を読んでみても良いのでは?と提案。

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そしてここでも良質、悪質問わず100円で本が出品されております。

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posted by マスター at 03:25| 日記